沖縄県立宜野湾高校(棚原秀則校長)で4日、総合学習の一環として「切り抜き新聞作り」が行われた。同校が主題とする「伝える力」を身につけることが目的で、2、3年生約480人が取り組んだ。

記事を切り抜いて台紙に貼り付け、「切り抜き新聞」を作る生徒ら=4日、宜野湾高校体育館

記事を切り抜いて台紙に貼り付け、「切り抜き新聞」を作る生徒ら=4日、宜野湾高校体育館

 生徒らは数人でグループを作り、「勇気」「夢」「絆」「安心」から一つのテーマを選択した。配布された新聞からテーマに合致する記事を各自ピックアップし、その中でどれが「トップ級」にふさわしいかをディスカッション。記事を台紙に貼り付け、切り抜き新聞を完成させた。

 上間裕太教諭は「新聞は身近にあり、多様な情報が掲載されている。その中から自分が興味のある記事をプレゼンすることで、伝える力を鍛えたい」と新聞活用の意義を強調した。

 授業に参加した加々見碧さん(17)は「1人だと記事は読み流してしまうが、グループで討論しながらだと自分の意見を整理して伝えなくてはいけないので、考えるきっかけになった」と感想を話した。一方で「政治や経済の記事は、私たちにも分かりやすい言葉で書いてほしい」と要望した。

 高良龍青さん(17)は「あまり新聞を読んだことはなかったが、1日にこんなにたくさんのニュースがあるとは思わなかった」と新聞の情報量に驚いた様子だった。