第48回衆院選は10日に公示される。5年近くにわたる安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営を問う選挙戦は、主要争点で立場が異なる「自公両党」「希望、維新両党」「共産、立憲民主、社民など」の3極候補が競合する構図で、各党は22日の投開票に向けて臨戦態勢に入る。沖縄では4選挙区に前職9人、新人3人の計12人が立候補を表明。沖縄が抱える最大の課題である米軍普天間飛行場の返還を巡る名護市辺野古の新基地建設への対応などが問われる。

衆院選沖縄選挙区の主な立候補予定者

 普天間問題に加えて沖縄振興政策、尖閣や北朝鮮の問題に関連した宮古・八重山への自衛隊配備などの対応も各候補者、陣営が論戦を展開する見通し。

 衆院沖縄1~4区に立候補を予定する12人は政党別では自民が4人、維新1人、共産1人、社民1人、無所属2人、幸福3人となっている。

 選挙区別の顔ぶれでは、県都・那覇を抱える1区で共産前職の赤嶺政賢氏(69)、自民前職の国場幸之助氏(44)=公明推薦、維新前職の下地幹郎氏(56)=希望推薦、幸福新人の下地玲子氏(59)による激戦が予想される。

 米軍普天間飛行場など多くの米軍基地が所在する2区は社民前職の照屋寛徳氏(72)、自民前職の宮崎政久氏(52)=公明推薦=の一騎打ちとなる。

 政府が普天間の移設先とする辺野古を抱える名護市を含む3区は無所属前職の玉城デニー氏(57)、自民前職の比嘉奈津美(59)=公明推薦、幸福新人の金城竜郎氏(53)の3氏がぶつかる。

 本島南部と宮古、八重山地域を含む4区は無所属前職の仲里利信氏(80)、自民前職の西銘恒三郎氏(63)=公明推薦、幸福新人の富川泰全氏(38)が票を争う。