米軍の輸送ヘリCH53が沖縄県の東村高江で炎上した事故を受けて翁長雄志知事は11日、「本当にとんでもない話だ」と憤りあらわにした。同日、那覇市の県青年会館で開かれた新政策集団の設立総会に参加した際、記者団に語った。
翁長知事は2016年12月に起こったオスプレイの墜落事故など、米軍機による度重なる被害が繰り返されていることに「実にむなしくなる」と肩を落とした。
22日に投開票を迎える衆院選については、「県民に沖縄が置かれている状況をしっかり見てもらい、なぜそのようなことが起こっているか考えてもらうことが大切だ」と語った。