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米軍ヘリ炎上:100m内で養豚作業中 地主「本当に怖い」

2017年10月12日 06:27
 

 事故から約5時間がたった11日午後10時半ごろ、米軍ヘリ墜落の事故現場になった牧草地を所有する沖縄県東村高江の農業、西銘晃さん(64)の自宅に、沖縄防衛局の鍋田克己管理部次長が訪れ「大変ご迷惑をおかけした。被害状況を調査してしっかり補償をさせていただく」と謝罪した。西銘さんは「牧草地のど真ん中が燃えている」と強い口調で抗議した。

土地所有者の西銘晃さん(左)に頭を下げる沖縄防衛局の鍋田克己管理部次長=11日午後10時47分、東村高江

事故現場周辺の地図

土地所有者の西銘晃さん(左)に頭を下げる沖縄防衛局の鍋田克己管理部次長=11日午後10時47分、東村高江 事故現場周辺の地図

 西銘さんによると、現場から北に600メートルほどの別の場所で農作業が終わり帰ろうとした時、黒煙に気付き車で急行した。事故発生は自宅から約300メートル先の牧草地。「家じゃなくて良かった」と胸をなで下ろした。父・清さん(87)は現場からわずか100メートル圏内の養豚場にいたという。

 乗員と思われる米兵7人は荷物を持ち、事故機から避難。このうち女性から英語で「トラブルで不時着したが大丈夫。近づかないで」との趣旨のことを告げられたという。現場をスマホで撮影する者もいて「ヘリは先端部分から炎が噴き出していたが、尾翼は残っていた」と話す。7人は間もなく現れたヘリ2機のうち1機に乗り込み、その場を去った。

 牧草は牛やヤギの飼料用で刈り取る直前。刈り取った後は2~3日乾燥させ販売する。妻美恵子さん(63)は「乾燥した草だったら、火は燃え広がったと思う」と言う。現場周辺は過去にも複数回、米軍ヘリの不時着があり「その場で作業中だったら、家に落ちたらどうなっていたかと思うと本当に怖い」と振り返った。

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