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ヘリ炎上、放射性物質搭載の可能性 米軍がガスマスク姿で液体散布

2017年10月13日 07:32

 米軍ヘリCH53Eが炎上事故を起こした沖縄県東村高江では12日、米軍兵が焼け焦げた機体を写真に収め、計器で測定する様子が確認された。午後5時以降は、ガスマスクを装着した米兵が機体に液体をかける作業を繰り返した。機体には放射性物質が含まれている可能性があり、近距離で消火活動を担った村民からは「不安だ」との声が漏れた。

ガスマスク装着で機体残がい周辺に液体を散布する米軍関係者=12日午後4時過ぎ、東村高江(田嶋正雄撮影)

住民「大丈夫と思いたいが…」

 消防団員として、約30メートルの距離で消火作業を担った農業の男性(44)によると、炎上直後、付近に米兵が5、6人ほどいたが、注意などはなく遠巻きに眺めていたという。

 12日の報道で、2004年の沖国大ヘリ墜落事故で同型機に放射性物質のストロンチウム90が搭載されていたことを初めて知った。

 「大丈夫だと思いたいが不安だ。いまだに情報を公開しない米軍には怒りを感じる」と語気を強めた。

抗議市民と機動隊もみ合い

 同日は翁長雄志知事や伊集盛久村長、衆院選候補者らが炎上現場を視察。付近の外周規制線の外側には約30人の抗議市民らと県警機動隊がもみ合いになり、一時騒然とする場面もあった。

 午前11時45分ごろ、自民党の岸田文雄政調会長が到着すると、抗議市民らからは「ここに住んでみろよ」などと怒声が飛び交った。

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