本書の最大の業績は、著者が2009年以降、地道な作業を延々と続けた集大成にある。毎年、琉球大学農学部学術報告に掲載される1冊ごとの『林政八書』の現代和訳文・英訳文・漢訳文の3部構成論文に大事業の予感を強く覚えた。待ち望まれた今回の出版は、斬新な解釈と実証性において、他の追随を許さない。