沖縄タイムス+プラス ニュース

炎上ヘリに放射性物質 米軍から知らされず消火、沖縄・国頭消防

2017年10月15日 12:00

「一刻も早く飛行やめて」 住民、放射性物質使用に不安

 東村の民間地で炎上した米軍の大型輸送ヘリコプターの一部に放射性物質が使用されていたことが明らかになった14日、現場の牧草地を所有する男性や、ヘリが所属する普天間飛行場を抱える宜野湾市の住民からは「一刻も早く米軍機の飛行をやめてほしい」などと憤りや不安の声が上がった。

 黒焦げとなったヘリが残る牧草地などで農業を営む西銘晃さん(64)は、15日に予定していた豚の出荷が国や県の環境調査を終えるまで取りやめになり「1カ月の収入がなくなった。もう土地を使えないのではないか」と声を落とした。

 普天間飛行場に隣接する沖縄国際大構内には2004年に、同系統のヘリが墜落し放射性物質が検出された。近くに住み、当時現場に駆け付けた宮城政一さん(73)は「本当に怖い。また、いつ落ちてもおかしくない」と不安を示した。

 県は13日に環境への影響を調べ始めたが、ヘリの近くには担当者も近づけない。宮城さんは「憤まんやる方ない。政府には危険と隣り合わせの沖縄の状況をじかに見て、危険性除去をしてほしい」と訴えた。

「沖縄の基地問題」もっと詳しく。有料会員ならこんな記事も読めます。

 「翁長が恋しいです」流れ呼んだ妻の訴え 沖縄県知事選

 住宅の上を飛ばないで…「これってそんなに難しいお願い?」

 基地維持に「沖縄差別」を利用する米国 日本人の沈黙が支える過重負担

購読者プラン/デジタル購読者プランの会員なら、電子新聞も有料記事も読み放題! 


これってホント!? 誤解だらけの沖縄基地
沖縄タイムス社編集局編
高文研
売り上げランキング: 24,236
前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
きょうのお天気