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米国で活躍する元FC琉球選手 3部昇格、広がる舞台 日米橋渡しに意欲

2017年10月17日 06:32

田島翔選手(34) ラスベガスシティFC

 三浦知良選手に憧れ、北海道の高校を卒業後、FC琉球でサッカー選手になる夢をかなえた田島翔選手(34)。今年春に渡米し、現在はラスベガスシティFCに入団し、活躍している。

新しいユニホーム姿の田島翔選手=米ラスベガス

 このほど、チームがこれまでのUPSL(4部リーグ相当)から、NPSL(3部リーグ相当)に昇格が決まった。ネバダとカリフォルニアが戦いの舞台だった4部リーグとは異なり、今後はネバダ、カリフォルニア、ユタ、アリゾナと試合をする地域が広がり、サッカーファンからの注目度もアップする。入団後、チームに貢献できたことについて田島選手は「練習や試合でチームを引っ張るだけではなく、NHKやインターネット番組に出演することで日本でのラスベガスシティFCの認知度を上げるべく努力した」と語る。

 また、田島選手の紹介で今季は日本企業がユニホームスポンサーになり、来季も別の日本企業が同スポンサーになる予定で話を進めているという。

 拠点を移して半年になるラスベガスでは先日、凄惨(せいさん)な銃乱射事件が起こったばかり。田島選手が見たラスベガスとはどのような所だろうか。「カジノなど華やかな場所がありながらも自然にも恵まれているギャップ、さらに世界中からの人々が集まっていて多様な文化が交じり合っている点が気に入っている。今後はカジノだけでなくスポーツにも力を入れてほしい」

 沖縄での4年間の生活の後、北海道、スペイン、熊本、ニュージーランド、米国のマイアミを経てラスベガスにやってきた。今のラスベガスシティFCはサッカー選手としての最後の場にふさわしいと感じている。

 チームの今後について「ラスベガスで必要とされるチームに成長し、さらにFC琉球をはじめ、日本のチームとフレンドリーマッチなどで積極的に交流していきたい」と意欲を見せる。

 最後に沖縄県民へのメッセージを聞いた。「FC琉球にJ2クラブライセンスが交付され、とてもうれしく思う。公園などで練習していた沖縄県リーグ時代を知る1人として、感慨深い。FC琉球がJ2の舞台で戦う姿が待ち遠しい。ラスベガスから応援している」

 田島選手にはサッカーを通じ、先日の乱射事件のような悲しいニュースではなく、ラスベガスから明るい話題を日本に届けてほしいと願う。=連載・我ら“うちなーんちゅ”米ロス発<63>(ロサンゼルス通信員・福田恵子)

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