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ヘリ炎上で児童欠席も 高江小学校、放射線調査は「問題なし」

2017年10月17日 13:05

 米軍ヘリ炎上事故の現場から2キロ未満の沖縄県東村立高江小学校で、放射線被ばくへの不安から一時全校児童7人のうち3人が休んでいたことが分かった。学校も念のため、体育の授業を屋内で実施している。沖縄県や専門家が放射線量を測定し、問題ないとの結果が出たが、放射性物質を積んだ機体の事故が不安をかき立てた。

東村高江の牧草地で炎上した米軍ヘリ

保護者が調査を依頼

 PTA会長の森岡尚子さん(45)は自身の2人の子どもは休ませていないが、他の保護者の不安を受けて県に調査を依頼した。県は12日にグラウンドの数カ所で放射線量を測定、「汚染がないと思われる地域と比べ異常は確認されなかった」(環境保全課)という。

 琉球大の矢ヶ崎克馬名誉教授(物性物理学)も16日、高江小を調査。「事故当時から風上だったため、放射線量は風下に比べて低い。総合的に判断して安心だ」とみる。県、矢ヶ崎名誉教授の両者は近く詳細な測定結果を公表する。

屋外活動を控える方針

 森岡さんは「周囲の保護者は相当心配している。米軍や国は危険性があるならきちんと事実を伝えてもらわないと判断ができない」と語る。自身も、事故機に使われていた恐れのあるストロンチウム90はカルシウムが不足していると体内に蓄積されやすいと聞き、普段は買わないサプリを買った。

 比嘉克章校長は調査結果に「安心した」という半面、しばらくは屋外活動を控える方針を示す。「安全が第一。国の発表などを見ながら慎重に判断していきたい」と話した。

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