ザ・テラスホテルズが読谷村で運営する「ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ」(東恩納盛雄支配人)はこのほど、世界的に権威のあるホテルとレストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー」(本部・フランス)への加盟が決まった。県内初で全国21施設目となる。

「ルレ・エ・シャトー」のレリーフを設置したジ・ウザテラスの東恩納盛雄支配人(右から2人目)ら=日、読谷村宇座の同ホテル

「チャタンハーバー ブルワリー&レストラン」に到着したクルーザー(ザ・テラスホテルズ提供)

「ルレ・エ・シャトー」のレリーフを設置したジ・ウザテラスの東恩納盛雄支配人(右から2人目)ら=日、読谷村宇座の同ホテル 「チャタンハーバー ブルワリー&レストラン」に到着したクルーザー(ザ・テラスホテルズ提供)

シェフ、地元食材にこだわり

 同協会の設立は1954年。ミシュラン同様、審査員が身分を明かさずに訪問し、料理やサービスの質を厳しく審査する。現在、世界60カ国以上の550施設が加盟しており、欧米客からの注目が高い。「食とおもてなしによるより豊かな世界」をモットーに掲げている。

 同ホテルは、シェフが読谷村の都屋漁港で毎朝、魚を競り落とし、自家農園での野菜を含め地元の食材にこだわっている。全48室にプールがあり、宿泊料は1部屋当たり12~80万円(税別)。日本人の夫婦や3世代の利用が多く、企業の福利厚生施設としても好評を得ている。

夕日を浴びてクルージング

 同ホテルが協会の評価を受けた一つと受け止めているのが、夕日と地ビールを楽しめる宿泊客向けの有料クルージングだ。都屋漁港を出港し、約45分かけて北谷町の「チャタンハーバー ブルワリー&レストラン」へ向かう。読谷の豊かな自然だけでなく北谷の異国情緒も味わってもらおうと、ことし4月下旬に始めた。船に乗って食事に行くスタイルは全国でも珍しく、県内では同ホテルのみという。

 船内では食前酒としてオリジナルのクラフトビール「チャタンビール」を提供し、チャタンハーバーではビールのおかわりとイタリアンベースの食事を案内する。クルージングは利用者の9割を日本人の富裕層が占め、9万円かけてチャーターする客もいる。帰りは個々にタクシーを使ってもらうため、夜を自由に過ごせると喜ばれているという。

 チャタンハーバーとジ・ウザテラスは、いずれもザ・テラスホテルズによる運営。クルージングはことしは10月末まで実施し、来年以降も同時期に運航する。