沖縄タイムス社(豊平良孝社長)と琉球新報社(富田詢一社長)は、次期輪転機を共同で購入し、印刷業務を協業することで基本合意に達し、両社社長が23日、基本合意書に調印した。

印刷業務協業の基本合意書に調印後、握手する沖縄タイムス社の豊平良孝社長(左)と琉球新報社の富田詢一社長=23日午前、那覇市内のホテル

 両社の現在の輪転機は1999年から稼働しており、2020年度ごろには次期輪転機の更新時期を迎える。次期輪転機を共同購入することで両社の経営基盤を強化し、地元紙として持続的な新聞発行を続けるとしている。

 基本合意では、次期輪転機に関わる主要な設備投資を両社共同で行うことを確認。協業の運営方法、輪転機の機種選定、設置拠点、業務内容など具体的な事項について今後、両社による作業部会を設置し、集中的に協議する。

 調印式は那覇市内のホテルで行われ、両社役員ら計20人が出席。調印後、沖縄タイムス社の豊平社長は「沖縄の新聞の発展に貢献することは間違いない。引き続き、県民、読者の期待に応えられるよう頑張っていきたい」と抱負を述べた。琉球新報社の富田社長は「沖縄の新聞が報道・言論機関としての役割を持続していくための足腰の強化になる。今後もさまざまな協業を進めたい」と期待を込めた。