【南大東・北大東】台風21号、22号の高波で定期船が入港できない沖縄県の南・北大東島で食料不足が深刻になっている。26日は航空便でパンや牛乳、野菜、インスタントラーメンなど計1トンを空輸。店に並べた直後に売り切れた。27日に那覇市を出港予定の船も4度目の延期が決まった。

相次いで発生した台風の影響で定期船が欠航し、食料品が品薄になってきた南大東村の商店=26日、同村在所

 食糧の大半を船便に頼る南・北大東島。前回入港した15日以降、生鮮品の少ない状況が続く。南大東の商店へ買い物に来た30代女性は「飛行機で届いた商品もあるが早い者勝ちで、仕事がある人にはなかなか当たらない。いつまで船の欠航が続くのか不安」と話す。

 JAおきなわ北大東支店生活店舗では、今月2度目の台風襲来を前にインスタントラーメンが完売。仲嶺初音支店長は「何もないとこぼしながらお客さんは買い物に来る。今回は台風が続いているので買いだめしているのかも」と話す。

 また、南大東村の祭り「ボロジノフェア」の11月11日への延期が決まった。(東和明通信員)