沖縄産業保健総合支援センターは、琉球大学医学部付属病院内のがん相談支援センターに、がん患者の労務関係の相談に乗る出張窓口を開設した。同窓口は働きながら受診する患者の相談に無料で応じるもので、20日からサービスが始まった。毎月第1と第3金曜日の午後1時から4時まで実施する。

琉球大学医学部(資料写真)

 働く意欲のある労働者が病気を理由とした退職や、仕事を理由に治療機会を逃すことを防ぐために、同センターは両立支援に取り組んでいる。職場で利用できる制度や、傷病手当金、休職と復職の時期などの相談に応じ、助言する。

 国立がん研究センターがん対策情報センターによると、2012年にがんと診断されたすべての患者のうち、約3人に1人が20~64歳の働く世代。「仕事を諦める前に、まず相談してほしい」と患者の利用を呼び掛けている。

 相談の申し込み、問い合わせは同がん相談支援センター。電話098(895)1507(平日午前9時~午後4時半)まで。