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沖縄県知事選まで1年 再選目指す翁長氏、自民県連の人選は

2017年11月1日 17:36

 沖縄県内政局で最大の政治決戦となる知事選まで11月で残り1年となった。前回2014年の知事選は名護市辺野古の新基地建設反対を掲げた翁長雄志知事が「オール沖縄」勢力の支援を受けて初当選し、来年の知事選でも再選を目指し立候補する見通し。対抗馬となる保守層からは副知事経験者や経済関係者、教育関係者などがうわさされる中で自民党県連が候補者選考委員会を立ち上げるが、選考が本格化するのは来年2月の名護市長選後となりそうだ。(政経部・銘苅一哲)

沖縄県知事選 得票数・投票率の推移

保守の再結集が課題【オール沖縄】

 翁長県政を誕生させた「オール沖縄」勢力は従来の革新政党に加えて辺野古に反対する保守系議員で構成し「保革を超えた」という看板で無党派層から支持を得て14年の知事選、衆院選の全4選挙区を制した。

 直近の10月衆院選は「オール沖縄」勢力が4区を除く3選挙区を制する3勝1敗となり、自民が全国で大勝する中で辺野古反対の民意が根強いことを証明した。特に、知事選のような全県選挙の勝敗を左右する那覇を抱える1区で勝利したことで、翁長県政2期目への弾みを付けた格好だ。

 一方で、勢力内の保守議員の存在感は3年前よりも薄まりつつある。今年7月の那覇市議選では、前回知事選で注目された保守系会派「新風会」の現職議員が候補者の乱立で相次いで落選。会派が消滅した。

 保守勢力の再結集が課題となる中で、新風会に属していた元議員らは保守・中道の市町村議員32人でつくる政策集団「新しい風・にぬふぁぶし」を立ち上げた。名護市長選、知事選で保革を超える勢力に説得力を持たせたい考えだ。

公明との協力がカギ【自民党県連】

 自民は衆院選で4区の議席を奪還した。改選前4議席の「オール沖縄」に風穴を開けた格好で、知事選への巻き返しを図る。

 自民を支える保守層からは仲井真弘多前知事の県政時代に副知事を務めた人物や私学の理事長、経済関係者など複数の「うわさの顔ぶれ」がささやかれる。

 こうした雰囲気を察知した自民党県連は今年8月に会見を開き、早期に選考委を立ち上げる考えを発表した。選考委は県連幹部や知事経験者、経済界幹部などが想定されるが、10月末現在決定しておらず、関係者によると年内にメンバーを確定し第1回会合が開かれる見通し。

 ただ、選考が加速するのは知事選同様に辺野古が争点となる来年2月の名護市長選の結果を受けた後となりそうだ。また、県連が辺野古を「容認」して初めて臨む知事選となり、辺野古反対の公明県本との協力が課題となる。名護市長選は自公協力が築けるかの点でも知事選の試金石となる。

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