台風21、22号の影響で定期船が出港延期していた沖縄県の南北大東島に2日、食料を積んだ船が18日ぶりに到着した。島の商店はパンや豆腐、野菜などの生鮮食品を買い求める客でにぎわった。

空っぽの商品棚を埋め尽くした野菜を買い求める南大東村の人たち=2日、Aコープ南大東店

 食料の大半を船便に頼る両村ではレトルト品や菓子も含め、食品がほぼ売れ切れていた。両村の港では、店員らが陸揚げされた商品をさっそく店へと運んだ。

 Aコープ南大東店へ買い物に来た野原清子さん(70)は「すっからかんだった棚にこんなに食品が並んでいて、もう見ているだけで胸がいっぱい」と買い物を楽しんだ。

 JAおきなわ北大東支店生活店舗には、普段の2~3倍の客が殺到。7箱分のパンが届いたが、3時間ほどで完売した。仲嶺初音支店長は「お客さんが待ちに待った商品を提供でき、店としてもうれしい」と喜んだ。(東和明通信員)