琉球王国時代の伝統や芸能を再現する首里城祭(主催・同実行委員会)が3日、那覇市の首里城公園で始まった。

秋空の下、琉球国王の「三ケ寺参詣行幸」を再現した古式行列=3日、那覇市・首里城公園(金城健太撮影)

 琉球王朝の行事を再現した「古式行列」では、きらびやかな衣装に身を包んだ国王や王妃を一目見ようと多くの人でにぎわった。

 古式行列では、琉球王朝時代の旧正月に国王が首里の寺を回り、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る行事を再現。色鮮やかな衣装を身に着けた国王と王妃ら約350人が、どらなどの楽器の音色に包まれながら、首里城公園内から龍潭通りまでを堂々と練り歩いた。

 沖縄の歴史に思いをはせながら、家族で浦添城跡から首里城まで歩いて来た赤嶺由梨奈さん(8)=浦添市=は「着物や楽器が珍しくて面白い」と目を輝かせ、弟の佑太朗ちゃん(6)は「王様の服がかっこよかった」と笑みを見せた。

 同祭は5日までで、「伝統芸能の宴」や、泡盛の仕次体験などができる「琉球泡盛の粋」などがある。