首里城祭(主催・首里城祭実行委員会)の「琉球王朝絵巻行列」が5日、那覇市の国際通りであった。みこし状の乗り物、御轎(ウチュー)に乗った国王と王妃ら総勢約700人の行列が松尾から牧志公園前までを厳かに練り歩き、約3万5千人(主催者発表)の観客を魅了した。

華やかに再現された「琉球王朝絵巻行列」=5日、那覇市・国際通り(喜屋武綾菜撮影)

 鐘の音や笛、太鼓が鳴り響く中、きらびやかな衣装に身を包んだ国王、王妃と冊封使の行列で華やかな琉球王朝時代を再現。伝統芸能行列では、エイサーや旗頭、舞踊も披露された。沿道は観光客など大勢の人たちで埋め尽くされ、カメラやスマートフォンで行列を撮影していた。

 親戚6人で初めて見に来た那覇市の宜野座涼子さん(37)は「行列に夢中になった」と興奮した様子。娘の沙弥ちゃん(6)は「王妃がきれいだった。一番前で見られてうれしかった」と笑顔を見せた。

 那覇市の齋藤由美さん(46)は、冊封使の行列に初参加。「琉球史が好きで、衣装を着て厳かな雰囲気を歩くのが夢だった。貴重な経験になった」と喜んだ。