カモ科の渡り鳥で、国の天然記念物マガン2羽が1日、多良間村塩川の牧場で確認された。人工授精師の村山武則さん(57)が見つけ、農業の羽地邦雄さん(68)が撮影した。

多良間村の牧場に飛来したマガン2羽=1日(羽地邦雄さん撮影)

 全長70センチほどで、ピンク色のくちばしが特徴。本州や九州に越冬するために飛来する冬鳥。沖縄にもまれに飛来する。

 雌雄同色で、つがいの結びつきが強く、一方が死ぬまでつがい関係が維持されるといわれる。2羽もつがいで、台風の影響で避難してきた可能性もある。

 村山さんは「2羽が大きな体を揺すって、牛たちの間を移動しながら仲良く餌を食べ歩いていた」、羽地さんは「牛もマガンも互いに怖がらず、見ていて面白い」と話した。