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F35A訓練で騒音113デシベル 頭抱える住民「祈るしかない」

2017年11月9日 05:45

 沖縄県の米空軍嘉手納基地に暫定配備されている最新鋭ステルス戦闘機F35Aが訓練を始めた7日に北谷町砂辺で騒音113・5デシベル(前方2メートルでの車のクラクション音に相当)を記録したことが8日、町などの航空機騒音測定で分かった。本年度最大値とみられる。F35AやF15、岩国基地所属のFA18は8日も訓練を繰り返し、沖縄本島中部の自治体には住民から苦情が相次いだ。

11月2日午後に嘉手納基地周辺で確認されたF35A=北谷町砂辺(読者提供)

 113・5デシベルはF35Aが着陸した7日午後3時42分に測定された。砂辺での100デシベル超えは9回。午後9時49分には101・7デシベルを記録した。砂辺区の伊禮嶺生自治会長は「会話ができない。こんなに戦闘機が増えて一番の心配は墜落事故。祈るしかない」と頭を抱えた。

 嘉手納町屋良では同日、100デシベル以上の騒音が5回測定された。90デシベル台は午前7時前から午後7時にかけて計45回。午後9時半ごろから11時すぎまで80デシベル以上が6回測定され、町民からの苦情は31件に上った。

 8日もF35Aは午前9時40分ごろから離陸を開始。そのうち1機は午前10時40分ごろ緊急着陸した。

 沖縄市には8日午後7時までに松本や美里、山里などの住民から「朝からうるさい」など18件の苦情があった。市池原の夢の園保育園では、朝の時間に騒音の影響によって屋外で遊べない事態に。与那嶺マサ子園長は「子どもたちが飛行機を怖がり室内で遊ぶ時間に変更した。本当に困っている」と話した。

 うるま市の栄野比公民館では8日午前の会合が騒音で一時中断された。謝花スミ子自治会長は「住民は我慢の限界を超えている。どうにかして」と憤った。

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