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辺野古新基地の石材搬入、本部港も使用 本部町「要件に問題なく許可」

2017年11月10日 07:15

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、護岸建設用石材の海上運搬を請け負った業者が、本部港塩川地区の岸壁と荷さばき地も使用することが9日分かった。同港を管理する本部町が10月に荷さばき地の使用許可を出した。町によると岸壁については、従来から同地区の岸壁を使っている別業者が海上運搬業者の入出港実績を取りまとめるため、改めての使用許可申請は必要ないとしている。

新基地建設用資材の海上運搬業者に、本部港を使わせないよう本部町職員(手前右端、右から2人目)に求める市民ら=9日、本部町役場

 荷さばき地については同運搬業者が10月12日に申請書を提出。町が県港湾課と調整の上、同月17日に許可した。使用期間は今月末までの1カ月間で、今後、毎月申請される見込み。町の担当者は「県の同意も得た。要件に問題がなかったので許可した」と説明した。

 9日、新基地建設に反対する沖縄平和市民連絡会のメンバーや本部町議、町民ら15人が町役場や同港管理事務所を訪れ、職員に説明を求めた。市民は「町で盛んな観光業は平和産業。新基地建設に協力しないでほしい」「一般資材とは違う。町民の意見を聞いた上で判断してほしかった」-など、同港を使用させないよう訴えた。同運搬業者に対しては、県も9月、国頭村の奥港の岸壁と港湾施設用地の使用許可を出している。

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