【松田良孝通信員】沖縄県与那国町と花蓮市の姉妹都市交流をきっかけに海外に関心を持ち、4月から台湾に語学留学している人がいる。町比川出身の山口ゆいさん(21)。来年は、米国に2カ月間滞在して好きなダンスに磨きをかけることにしており、今年35周年を迎える姉妹都市提携が世界に視野を広げるきっかけを与えたといえそうだ。

台北市内の中国文化大学中国語センターに留学している与那国出身の山口ゆいさん

 山口さんは比川小6年だった2009年、与那国−花蓮間で運航したチャーター便に両親と搭乗し、初めて台湾に行った。与那国中2年の時にはホームステイ、同3年で修学旅行で再び台湾を訪れ、「台湾の人たちのリアルな生活を体験し、海外のことを面白いと感じた」と話す。

 高校は中国語コースのある向陽高校に進み、現在は北九州市立大学外国語学部国際関係学科に在籍する。今年4月から休学し、台北市内の中国文化大学中国語センターでインドネシアやベトナムなどからやってきた同世代の若者と中国語を学ぶ日々を過ごす。

 与那国から台湾へは中学生の修学旅行のほかに、小学生のホームステイも行われており、小中学生が台湾を訪れる機会は少なくない。山口さんはこうした後輩たちに「観光ガイドには載っていない、台湾人しか行かないような場所にも足を運んでほしい。いろいろな影響を受けると思う」と勧めている。