沖縄の伝統芸能「組踊音楽太鼓」で重要無形文化財保持者「人間国宝」に認定された県立芸大教授の比嘉聰さん(65)=那覇市=の認定記念祝賀会(主催・光史流太鼓保存会)が20日、那覇市内のホテルで開かれた。芸能関係者や親戚ら約400人が祝福に訪れ、実演家として伝統の技法を体現しながら、後進の育成に努める比嘉さんをたたえた。

人間国宝認定記念祝賀会で、お祝いの花束を受け取る比嘉聰さん(左)=20日、那覇市・ロワジールホテル那覇(下地広也撮影)

 妻の千枝子さん(64)を伴い、羽織はかま姿で会場入りした比嘉さんは少し緊張した表情。参加者から大きな拍手で出迎えられると笑みがこぼれた。祝賀会は「かぎやで風」で幕開け、翁長雄志知事(富川盛武副知事代読)らが祝辞を寄せた。比嘉さんは「島袋光史先生に敷いていただいたレールの上に私は立っている。多くの方々に祝福していただき感謝している」と話し、琉球古典芸能の継承と発展への尽力を約束した。