沖縄地区税関が20日発表したブドウの輸入実績によると、2016年の輸入量は前年比80・1%増の96トンで、過去最高だった。輸入金額は63・7%増の3200万円で、1988年に次ぎ過去2番目に高かった。

県内ブドウの輸入動向

 業界の積極的な販促活動により輸入ブドウに対する認知度が高まったことや、種がなく皮をむかずに食べられる品種が消費者の好みにあったことで需要が伸びた。全国も同様に輸入量が増えている。

 国別では、2013~15年は全量アメリカからだったが、14年から条件付きでオーストラリアからの輸入が解禁され、16年はオーストラリアが17%を占めた。月別では、国産ブドウの端境期である4~5月と、10~12月に輸入が増える傾向にある。

 1988~93年にかけて台湾からの輸入実績があったが、94年に途絶えた。96~98年にアメリカから輸入したが、99年から再度止まった。2012年までは県外から輸入品を仕入れていた。種なしで皮ごと食べられる品種の人気が高まって、13年に試験的に輸入が始まっていた。

 同地区税関は「輸入は今後も堅調に推移していくだろう」とみている。