栃木県で24日から開かれる第55回技能五輪全国大会に、沖縄県立浦添職業能力開発校エクステリア科の屋嘉郁南(ふみな)さん(19)と比嘉桃花さん(18)が左官職種で出場する。県内から同職種に女性が出場するのは初めてといい、2人は「熱心に指導してもらった成果を大会で発揮したい」と意気込みを語った。

大会に向けて練習に熱が入る比嘉桃花さん(左)と屋嘉郁南さん=県立浦添職業能力開発校

 2人は高校卒業後、建築関係の技術を習得して就職につなげようと、4月に同校へ入校。大会に向けては、県左官業組合連合会などの協力を得ながら週末も練習に励んだ。

 20日に同校であった壮行会で、屋嘉さんは「周りのサポートもあって良い環境で練習することができた」と感謝。「女性ならではの繊細さを生かせるような左官になりたい」と夢を語った。比嘉さんは「大会では、正確さを意識して時間内に仕上げたい」と目標を述べた。

 同連合会の道鬼正二会長は「県内で現役として働く女性の左官は現在いない。将来に経験が生きる大会だと思うのでぜひ頑張って」と激励した。

 技能五輪全国大会では23歳以下の選手が42職種で競い合い、左官職種には17人(女性5人)が出場する。