国際人権法学会の2017年度研究大会が25日、那覇市のタイムスホールで始まった。「沖縄/琉球と人権」をテーマとしたシンポジウムで、国際人権法を通して沖縄の基地問題や自己決定権を考える。

「琉球/沖縄と人権」をテーマに始まった国際人権法学会のシンポジウム=25日午前、那覇市・タイムスホール

 シンポに先立ち、沖縄弁護士会の照屋兼一会長は沖縄戦や戦後も続く米軍基地被害に触れ「沖縄では過去、現代でも人権保障の観点で大きな問題がある。沖縄が抱える矛盾は人権侵害の問題として捉えることが必要だ」と提起した。

 シンポでは日米地位協定や性暴力、自己決定権に関する研究報告がある。26日には基地を巡る裁判の判例研究のほか、外務省担当者による報告もある。