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「負担軽減に逆行」「即時撤回を」 嘉手納町、米海兵隊のF35B配備に反発

2017年11月27日 07:35

 米海兵隊が嘉手納基地へ最新鋭ステルス戦闘機F35Bを最大26機展開する計画が明らかになった問題で、沖縄県嘉手納町は27日に沖縄防衛局へ事実関係を確認する。當山宏嘉手納町長は「(配備計画は)聞いていない。報道通りの計画があれば断じて容認できない。即時撤回すべきだ」と批判した。

米海兵隊の主力戦闘機、最新鋭ステルス戦闘機F35B(米国防総省提供)

 7日に空軍仕様のF35Aが暫定配備されて以降、町内では騒音回数が従来の2倍超の日が続き、騒音被害を訴える町民からの苦情が連日寄せられている。

 嘉手納基地からの爆音は司法の場で受忍限度を超える違法と繰り返し認定されている。こうした中でのF35B配備計画について當山町長は「違法状態に拍車を掛け、負担軽減に逆行する計画」と厳しく批判。「米軍は現状が違法状態だと十分認識し、違法な騒音はやめるべきだ。即応体制の強化が理由であったとしても町民が我慢を強いられることは断じて認められない」と指摘した。

 第3次嘉手納基地爆音訴訟原告団嘉手納支部の福地勉支部長は「町民が我慢の限界を超える騒音にさらされる中で、さらに激しい爆音が予想される。米軍は住民を完全に無視している。阻止しないといけない」と憤った。

 旧海軍駐機場の使用、パラシュート降下訓練、外来機の度重なる飛来-。同支部は嘉手納基地の機能強化に反対し、F35Aの暫定配備撤回を求める町民大会を開催するよう、21日に當山町長へ要請したばかりだ。

 福地支部長は「爆音訴訟原告団で議論して、町民大会の開催を早期に働き掛けたい」と話した。

 訓練が実施される予定の伊江島からも不安や怒りの声が上がっている。伊江島補助飛行場に隣接する真謝区の平安山良尚区長は、離着陸訓練に伴う騒音の激化が予想されることから、「めちゃくちゃなやり方だ。米軍や日本政府は私たち住民のことを人間と考えていないんじゃないか」と憤る。区としてF35の訓練に反対を決議しているが「再度、抗議決議を検討したい」と強調した。

 県幹部も「仮に現態勢から追加配備となれば嘉手納基地の負担は激増する、到底容認できない」と指摘。近く事実関係を防衛局へ照会する予定だ。

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