北中城村あやかりの杜図書館(野原浩司館長)は25日、同図書館エントランスで1day(1日)だけのワインレッスン「あやかり・ワイン・ソワレ」を開いた。ソワレとは「食事をしながら会話を楽しむ」という意味。村と姉妹町を結んでいる岩手県葛巻町の特産ワインと村内の食材を使った2017年度滞在型施設推進事業あやのふぁ大人の体験プログラムの一環で、コスタビスタ沖縄ホテル&スパと沖縄県北中城村島袋区の「樂フードサービス」が協力した。

参加者のテーブルにワインを注ぐソムリエの吉川太朗さん=25日、北中城あやかりの杜図書館

 日頃は主に展示場に利用されているエントランスには真っ白なシーツに覆われた机にコスタビスタから提供されたきらきらに輝くワイングラスと皿、フォーク、ナイフ、ナプキンが並んだ。夜景が眺望できるエントランスは高級レストランに早変わり、ゴージャスな雰囲気を醸し出した。

 講師はEM研究機構のワインソムリエ吉川太朗さん。

 抽選で選ばれた男女10人が吉川さんの軽妙なトークに耳を傾けた。吉川さんがワインの席は堅苦しなく、「飲んで、食べて、しゃべる」が基本と強調した。

 ブドウの品種によって赤・白に分かれ、魚系は白、肉系は赤。香りを楽しみグラスに注いだワインを振って水滴が均一に垂れ落ちるのは1種類のブドウ、変則的に落ちるのは他種類の混合と説明した。「混合でも品質は変わらない。おいしく飲んでください」と話した。 

 さらに店頭でワインの熟成度を見分けるラベルキャップのタッチ法も伝授。保管適温なども紹介した。

 目を閉じて赤・白ワインの味を確かめるテイスティングでは参加者は香りをかいだ後、舌に転がしワイン10種類の味わいの違いを確かめた。

 談笑しながらサーモン&モッツァレラチーズなどのピンチョス、生ハム&カマンベールチーズ、アーサーと白ネギのフライ、手毬(てまり)ずしなどに舌鼓を打ち、楽しいひとときを過ごした。

 村内から参加した金城千尋さんは「日頃からワインは好き。直にソムリエと会話しながら味わうワインは格別」、生田未咲さんは「ワインの奥深さを知った。夜景も最高」と満足の笑顔。野原館長は「これからも多彩なプログラムを企画していきたい」と意気込みを語った。(翁長良勝通信員)