沖縄県北大東村民の健康発展を祈願する「秋葉神社祭」(主催・村祭典奉讃会)が23日、南区の秋葉神社で開かれた。祭りの見どころである「親子角力(ずもう)」「親子腕相撲」もあり、来年3月に高校進学などで島を離れる北大東中学3年生と保護者6組が対決。笑いあり、感動ありの真剣勝負に観客も沸いた。

沖縄角力で対戦する吉原元太郎さん(下)と父親の徹さん。元太郎さんが2勝1敗で勝利した=23日、北大東村の秋葉神社(知花薫通信員撮影)

親子相撲で対戦した中学3年生と家族ら

沖縄角力で対戦する吉原元太郎さん(下)と父親の徹さん。元太郎さんが2勝1敗で勝利した=23日、北大東村の秋葉神社(知花薫通信員撮影) 親子相撲で対戦した中学3年生と家族ら

 中3男子は父親と沖縄角力(すもう)、女子は母親と腕相撲で対戦。本番前に子どもが手紙を読み上げ、親がそれに応えた後に勝負する流れで行われた。

 島の角力部の青年と練習に励んできた中3の屋嘉比脩吾さんは「お父さん、これまで育ててくれてありがとう。でも負けません」と発言。村職員の武利さん(46)は「ここまで育ってくれてありがとう。でも、まだ負けるわけにはいかない」と応戦した。結果は2勝1敗で脩吾さんが勝ち、武利さんは苦笑いした。

 相撲が終わると懇親会が開かれ、中学生たちは「高校進学を目指して受験勉強を頑張ります」などとあいさつした。中学卒業後は進学などで島を離れる子どもたちがほとんど。島を挙げて、親子の思い出づくりを盛り上げた。

 また、祭りでは奉納相撲も行われ、幼児や小学生らは江戸相撲、中学生と一般は沖縄角力を奉納した。(知花薫通信員)