沖縄タイムス創刊70周年記念企画のオペラ「泥棒とオールドミス」(主催・同公演実行委員会、共催・沖縄タイムス社)の沖縄公演が2018年1月6日午後6時、浦添市のてだこ大ホールである。企画・制作したソプラノ歌手で沖縄オペラアカデミーの黒島舞季子代表は「コメディーオペラを通してオペラの楽しさを伝えたい」と意気込む。演出は国内外で活躍する県系の粟國淳。音楽にとどまらない「見て面白いオペラ」を目指す。

音楽にとどまらない「観て楽しいオペラを」と意気込む黒島舞季子=那覇市・沖縄タイムス社

 沖縄オペラアカデミーによる「泥棒とオールドミス」公演は今回が4度目。オペラを初めて見る人も楽しめるように人気の喜歌劇を上演し「地道にオペラファンを増やしたい」と黒島は話す。

 気鋭のオペラ演出家として国内外で活躍した故粟國安彦(南大東出身)の法事で、父と同じ演出家の道を歩む淳と出会い意気投合。昨年来、講習会「オペラを100倍楽しむ方法」を共に企画した。今年5月には宮古島市で淳の演出による「泥棒と-」を上演し大好評を得た。

 黒島は淳の指導・演出に「言葉の解釈やニュアンスにとどまらず、演技の付け方も演劇的で細かい。立ち方から歩き方までオペラでどう振る舞えばいいかを丁寧に指導する」と評し「初めてオペラを見る人こそ笑ってほしい。オペラは敷居が高いと思わず、この舞台で初笑いを」と来場を呼び掛けた。

 プログラムでは「泥棒と-」のほか同じフランスのジャン=カルロ・メノッティ作のオペラ「電話」。両作品とも英語での上演で日本語字幕が付く。

 出演は「泥棒と-」に黒島ほか平山留美子、宮城美幸、仲本博貴。「電話」に糸数知、前川佳央。ピアノは大城伸悟。

 入場料は前売り一般5千円、学生2500円。問い合わせは沖縄タイムス社読者局文化事業本部、電話098(860)3588。