沖縄県中小企業家同友会は6日、「MICE、公共交通(LRT等)推進のための学習会」を那覇市の沖縄産業支援センターで開いた。約40人が参加し、沖縄に鉄道やLRT(次世代型路面電車)を整備する必要性を学んだ。

LRTの必要性について報告する(左から)トラムで未来を作る会の樋口豊事務局長、富本実会長、中小企業家同友会ビジネス連携部会「ゆいま~る」の髙橋庸正幹事長=6日、那覇市

 同会のビジネス連携部会「ゆいま~る」幹事長でIT通信社長の髙橋庸正氏は、南風原町商工会の設立40周年記念で視察した台湾の現状を報告。大型MICE施設「台北南港展覧館」は、片側3~4車線の高速道路が3本交差する場所にあるにもかかわらず、施設利用者の8割は会場に接続する地下鉄や高架鉄道を使っていると紹介した。

 その上で、国内のMICE施設を見ても鉄道などの駅と隣接していると指摘。県が与那原町と西原町にまたがるマリンタウン地区に計画している大型MICE施設を成功させるには、鉄道やLRTを同時に計画すべきだと訴えた。那覇-与那原の鉄軌道計画については、MICE利用者の予測を加味してほしいと話した。

 ほかに、トラムで未来を作る会の富本実会長と樋口豊事務局長が登壇した。