沖縄県内流通最大手のサンエーとファッションビル国内大手のパルコが、浦添市のキャンプ・キンザー沖の埋め立て地に2019年夏の開業を目指す大型商業施設で、県内の伝統工芸品や特産品、食材などを集約した沖縄コーナーを計画していることが11日、分かった。国内外の観光客だけでなく、県内客にも沖縄の新たな魅力を発信する。

浦添市西海岸に建設される商業施設のイメージ図(サンエー提供)

 同施設の開業準備・運営を担う「サンエーパルコ」の上地文勝社長が明らかにした。那覇空港や那覇市若狭のクルーズバースからのアクセスしやすさをいかし、国内外の観光客を呼び込む考えだ。

 陶芸やガラス工芸、織物など、年間を通じて県内の作り手が作品を展示・販売することを検討。沖縄の食材や特産品なども一カ所に集め、利用客の利便性を図る。

 外国人向けに日本の特産品なども販売。外国人観光客には日本らしさ、国内観光客は沖縄らしさ、県内客には新しさ・豊かさが感じられる施設を目指す。

 上地社長は「サンエーとパルコの持つ力をいかし、従来にはない魅力ある施設を造りたい。リピーター化している観光客にも新たな提案をしていく」と話した。

 商業施設は鉄骨コンクリート6階建て。1~3階に店舗が入り、悪天候でも利用しやすい立体駐車場を中心に、約3800台の駐車場を備える。1階は沖縄コーナーのほか、外国人観光客に人気の化粧品などをそろえ、2階はファッション、3階は沖縄初出店の体感型映画館「ユナイテッド・シネマ」などが入る。