辺野古新基地建設への抗議行動に参加する男性(63)が12日、名護市安和の採石場前で男性警察官に「触るな、汚(けが)れる」と言われたと抗議した。別の警官と並んで歩き、肩に手を置きながら雑談していると、問題の警官が割って入って発言したという。県警は本紙の取材に対し「調査中」と回答した。

 男性は「抗議の市民は汚れている、と下に見る警察内部の差別的な教育が表れている。『土人発言』と同じだ。権力を持ち、公平中正であるべき警官は自ら言動を戒めてほしい」と話した。

 男性らによると、この日は採石場前に市民約40人が集まり、基地建設用の石材を運び出すダンプに抗議していた。機動隊員が駆け付けて市民を規制し、ダンプが出発した後の午前11時前、問題の発言があったという。

 昨年、東村高江の抗議行動参加者に対して大阪府警の警官が「土人」「シナ人」と発言したことが問題になった。当時、県警の警官も「触らんで、気持ち悪いから」「何が善良な市民か」などと発言した。