幅広い業種のネットワークを生かして新ビジネスの創出を目指す第8回オキナワベンチャーマーケット(主催・同運営事務局)のメインイベント「万国津梁(ばんこくしんりょう)大異業種交流会」が12日、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開幕した。県内外と台湾などから約250社が出展し、新商品や独自のサービス、先端技術をPRした。13日まで。

万国津梁大異業種交流会で自社製品を熱心に売り込む参加者ら=那覇市・沖縄セルラーパーク那覇

 サービス業やバイオ、ものづくり、食品関係など多彩な業種が国内外から集うビジネスフェア形式の異業種交流会で、出展企業は1分間のプレゼン発表などのイベントや個別の商談を通し、新たな取引や新サービス創出の可能性を探った。

 台湾からは約80社が参加。参加企業団の団長を務め、うるま市で自動車部品の製造を手掛ける日本菱山の林武璋社長は「沖縄と台湾のビジネス交流は年々深化しており、参加企業の期待も高まっている。今後も継続して参加し、双方にとってよい関係を築ければ」と期待した。

 県内企業は約110社、県外約60社が出展。運営事務局長の高山征嗣氏は「例年に増して参加企業が積極的に動いている様子が見られた。今回は通訳も増員している。13日も国内外の企業間で交流をさらに深めてほしい」と話した。

 会場では大企業が保有する開放特許などを活用して中小企業が新たな製品や事業を生み出す「知財ビジネスマッチング」に関するセミナーもあり、日産自動車がライセンス技術を紹介。同社テクノロジービジネス部の手賀聡主任は「新たな製品を生み出すにはソフトウエアも重要。IT企業が集積する沖縄での活用に期待したい」と話した。