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窓を落とした米軍CH53Eヘリ、トラブル絶えず 10月には高江で炎上事故

2017年12月15日 06:04

 沖縄県宜野湾市の普天間第二小に窓を落としたCH53E大型輸送ヘリは6月に久米島で緊急着陸し、同じ機体が10月に東村高江で炎上事故を起こした。オスプレイ墜落など米航空機事故が頻発し、危険を目の前にした住民からは「基地をなくすしかない」と指摘が相次いだ。

窓落下後も離陸し、訓練を続けるCH53Eの同型機=13日午前11時34分、宜野湾市・米軍普天間飛行場

2014年以降の米軍機の部品落下および緊急着陸など

窓落下後も離陸し、訓練を続けるCH53Eの同型機=13日午前11時34分、宜野湾市・米軍普天間飛行場 2014年以降の米軍機の部品落下および緊急着陸など

 同機が炎上事故を起こした牧草地を所有する高江の西銘晃さん(64)は自身の体験を振り返り「住民は不安でいっぱいだと思う」と思いを寄せ、「1週間に2回も米軍機の落下事故が起きて、あり得ない。基地絡みの事故をなくすには、基地を撤去するしかない」と強く指摘した。

 ちょうど1年前の12月13日、オスプレイが集落近くの海岸に墜落した名護市安部区。當山真寿美区長は落下事故を聞き「もう米軍機は飛ばさない方がいい。再発防止という言葉も使わない方がいい。自分の子どもがその場にいたらと思うと耐えられない」と憤った。

 CH53Eが緊急着陸した久米島町の平良曽清さん(88)は「子どもの命を脅かした。危ないを通り越した大問題」と怒った。「規律の緩みを指摘する声もあるが、そもそも基地があるから事故が起きる。日本政府は重く考えるべきだ」と、米側への強い抗議を求めた。

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