【2017年12月13日】

 10時8分 米軍普天間飛行場からCH53E大型輸送ヘリ3機が離陸。その直後、RBCの現場カメラで上空から落下する物体を確認

 10時9分 学校関係者から110番通報。普天間第二小学校の校庭に、上空から約90センチ四方の窓枠とみられる金属製部品がグラウンドに落下。4年生の男児が負傷したとの情報

 10時28分 県が学校の職員に電話で状況を確認

 10時52分 沖縄防衛局から県に連絡。米軍からCH53Eの窓が落下したとの連絡があったと報告

普天間第二小学校のグラウンドに横たわる米軍ヘリの窓=13日午前10時54分、宜野湾市新城

 11時ごろ 1週間前に米軍ヘリの部品が落下したとみられる緑ヶ丘保育園の神谷武宏園長が普天間第二小に駆け付ける。「園児のきょうだいもいる。心配だ」

 11時10分ごろ 普天間第二小体育館で、全児童と教職員らを集めた緊急の集会を呼び掛ける校内アナウンス。落下物のニュースを聞いて学校に駆け付けた在校生の母親(42)によると、下校時間が早まるとの保護者宛てのメールが届いた

 11時14分 菅義偉官房長官が記者会見。「学校の関係者のみならず、沖縄県民の方々に不安を与えるものであり、あってはならないものであると考えている」

 11時半すぎ 同じ敷地にある普天間第二幼稚園に、真っ先に孫の園児を迎えに来た男性は「園児を1人で帰さないよう、先生方が一人一人の保護者に迎えの連絡をしている最中だった」と説明

 11時35分 普天間飛行場から同型ヘリ2機が離陸

窓落下後も離陸し、訓練を続けるCH53Eの同型機=13日午前11時34分、宜野湾市・米軍普天間飛行場

 11時35分 佐喜真淳宜野湾市長が同小に駆け付け、険しい表情で「絶対に許されない。言語道断だ」

厳しい表情で普天間第二小学校に入る佐喜真淳宜野湾市長

 11時40分 落下物が宜野湾署に届く

宜野湾署が回収した窓。周りは金属のようなもので、透明な部分はアクリルとみられる。黄色いレバーが付いている所から時計回りに約90センチ、約85センチ、約65センチ、約93センチ。その他、バネやピンとみられるものも回収した(写真左端)

 11時40分すぎ 宜野湾市議会が開会中の12月定例会一般質問を中断し、全議員で現場に訪れる

 11時45分 名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前では基地建設用の資材の搬入に先立ち、抗議行動する市民が機動隊に排除される。市民は「空から『凶器』を落とす恐ろしい事故を起こしながら、工事を強行するのか」と怒りの声を上げる

 11時46分 翁長雄志知事と吉田勝廣政策調整監が普天間第二小に到着

報道陣の質問に答える翁長知事

 11時50分 謝花喜一郎知事公室長は県庁で記者団に「怒り心頭で言葉にならない。事故を非常に重く受け止めている」と非難。午後、県に沖縄防衛局長と外務省沖縄大使を呼び抗議する考えを示す

 11時50分ごろ 幼稚園を含め子ども3人を通わせている父親が学校に駆け付ける。「中にも入れず何が起きたか分からない。心配だ。学校からまだ連絡がない」

 正午 視察を終えた宜野湾市議会の大城政利議長は「またかという思いでいっぱい。声を失った。大変許せない。これでは安全を守れない」

 12時10分 県議会軍特委が緊急召集され、県担当者が状況説明

 13時半すぎ 県庁で記者団の取材に応じた翁長知事は「何回も抗議して、何十回、何百回言っても、物事が解決しない」

 13時40分 普天間第二小の子どもたちが下校開始

 13時50分ごろ 3年の男子児童は「もうちょっと沖縄の子どもたちにやさしくしてほしいと思いました。こういう時はヘリをあまり飛ばさないでほしい。保育園にも落ちたので本当にやめてほしい」

運動場に米軍機の窓が落下した市立普天間第二小学校から下校する児童ら

 14時58分 県警の池田克史本部長が宜野湾署に入る

 16時 ロック米海兵隊太平洋基地司令官とエレンライク総領事が県庁を訪れ、富川盛武副知事と面談。富川副知事は「これまでと違ったより深刻な次元の違う事故だと認識している」

 16時22分 沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長が学校に入る

 16時半 学校関係者約30人が学校のグラウンドを丁寧にチェックし始める

 17時半ごろ 普天間第二小の喜屋武悦子校長が記者団の取材に応じる。「大変ショックを受けている。許し難い、憤りを感じている」「校庭で遊ぶことはできない。精神的ケアが必要」

憔悴した表情で会見に応じる普天間第二小の喜屋武悦子校長=13日午後5時28分

 18時ごろ 宜野湾市役所前で平和運動センターなどが抗議集会

 18時50分ごろ 山本朋広防衛副大臣が防衛省内で記者団の取材に応じる。「明日、福田防衛大臣政務官を沖縄に派遣する。普天間飛行場所属のCH53Eヘリ13機は全て安全点検中。自衛隊基準で安全確認できれば、もちろん(飛ばす)」

県内にある米軍機全機の飛行停止を求める考えがないことを明らかにした山本朋広防衛副大臣=13日、防衛