沖縄空手

空手道場の経営支援が必要 振興ビジョン・シンポジウム 組織の統一も課題

2017年12月22日 18:39

 「沖縄空手振興ビジョン(仮称)策定シンポジウム」(主催・県)が19日、豊見城市の沖縄空手会館であり、ビジョン策定に携わる3人の部会長とゲストが沖縄空手の未来を提言した。86人が参加。コーディネーターは県空手振興課の山川哲男課長が務めた。

沖縄空手の未来を語るパネリスト=19日、豊見城市・沖縄空手会館

 「振興・発展」の玉那覇靖部会長(県農林水産部農政企画統括監)は道場運営だけでは生活できないとの課題から「道場主の生活が安定できる仕組みを作りたい」と経営支援の必要性を強調。空手家への日当・謝礼の単価表や月謝の基準の公開などを提案した。

 ブランド研究を専門とするゲストの沖縄大学・豊川明佳講師は「空手はパワフルでブランド力のシンボル」と指摘。「世界の空手愛好家が必ず1回は沖縄に来るという沖縄でしか得られないものをつくる。そうすれば、食も住もお土産も発展する」と訴えた。

 「保存・継承」の宮城篤正部会長(元県立芸術大学学長)は、前回の東京五輪で柔道が正式種目となったとき、歌手の美空ひばりさんが「柔」を歌い、ヒットしたと紹介。「2020年の東京五輪で“手(てぃ)”をテーマにしたヒット曲を生み出せないかという夢がある」と語った。

 「普及・啓発」の佐久本嗣男部会長(劉衛流龍鳳会会長)は「将来を担う子どもたちのために組織の統一は喫緊の課題」とし、「20年を見据え、子どもたちに夢を与えられるよう力を合わせて発展、進化させていきたい」と呼び掛けた。

 同シンポは26日午後6時半から、恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)でも開かれる。問い合わせは事務局(電通沖縄内)、電話098(917)2688。

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