沖縄県の今帰仁村立兼次小学校(與那嶺昭校長)は7日、同校多目的教室で、全校児童を対象に、性教育講演会「いのちの授業~生まれてきてくれてありがとうたいせつなからだとこころ」を開いた。講師は看護師5年、助産師13年のキャリアを持ち、現在は名桜大学助教の長嶺絵里子さん。県内各地で「いのちの授業」を行っている。

「いのちの授業」で講話する長嶺絵里子さん=7日、今帰仁村・兼次小学校多目的教室

 長嶺さんは、赤ちゃんが成長する過程や生まれる瞬間を図や模型、人形などを使って説明。「性は命が誕生するところ。280日、お母さんのおなかの中で、生きるのはとても難しいこと。赤ちゃんがこの世に生まれるのは、奇跡だと思う」と話した。「生まれてきてくれてありがとう。十人十色、大事な存在。人として生きているだけで100点満点。自分のことをほめてください」と優しく児童に語り掛けた。

 LGBT(性的少数者)についても「性は男の子と女の子の二つだけではない。たくさんの性がある」と理解を促した。

 3年生の仲宗根カラーニ琉空君は「ぼくのお母さんも苦しいおもいでぼくたちを産んだんだなーと思った。そのことを忘れないようにしたい」と感想を話した。(赤嶺幸代通信員)