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米兵性犯罪:「ニコルソン氏許さない」 6歳被害女児の母が糾弾

2017年12月31日 06:15

 【ジョン・ミッチェル特約通信員】米海兵隊大佐による性的虐待の被害に遭った6歳女児の母親が、沖縄タイムスの取材に応じた。母親は米ノースカロライナ州に住むエイドリアン・ペリーさん。在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官らが大佐の規律違反を不問にしたまま米本国に転属させ、その後に事件が起きており、「彼らの行動によって娘が傷つけられた。絶対に許さない」と語った。

1 米上院で米軍の性犯罪対応の改革を訴えるペリーさん(中央)=11月、米ワシントン(本人提供)

 沖縄の第3海兵遠征軍所属だった大佐の男は2016年2月、派遣先のオーストラリア北部ダーウィンでセクハラや過度の飲酒を繰り返した上、飲酒運転の疑いも持たれた。

 大佐は沖縄に送還されたが、処分を受けないまま4月、米ノースカロライナ州に転属。その後、部下の娘である6歳女児を性的に虐待した。事件の捜査過程でオーストラリアでの規律違反も発覚し、軍法会議で合わせて禁錮5年半の有罪判決を受けた。

 第3海兵遠征軍司令官を兼務するニコルソン氏は大佐の規律違反を上層部や司法当局に通報しなかった過失を問われ、海兵隊ナンバー2のウォルターズ総司令官代理から書面戒告の処分を受けている。

 ペリーさんはニコルソン氏らについて「明らかに身内をかばっている。もっと厳しく処分されるべきだ」と指摘。「大佐がオーストラリアでの恥ずべき行動について罰されていれば、私の娘を傷つけることはできなかったと心から信じている」と話した。

 性犯罪の蔓延(まんえん)は米軍内部で問題になっているが、処分が甘い傾向にあり、再発を許した例もある。ペリーさんは、米軍の性犯罪に対する調査と処罰の在り方の改革を求めて運動している。

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