球児たちの1世紀 夏の甲子園100回

夏の甲子園、名勝負1位は? 沖縄の高校野球監督・部長に聞いた

2018年1月2日 09:44

 今年8月に100回目の記念大会を迎える全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)に向け、沖縄タイムスは12月31日までに沖縄県内高校野球部の監督・部長に「あなたが選ぶ県勢・夏の名勝負」アンケートを実施した。最多得票は1990年、県勢初の決勝進出を果たした沖縄水産が0-1で天理(奈良)に惜敗した第72回大会の決勝戦。劇的な幕切れで悲願の初優勝を逃した激戦が39票を集めた。アンケートは昨年12月、県高野連に加盟する64校に配布、54校65人から複数回答を得た。(運動部・我喜屋あかね)

県勢で初めて決勝に進出した沖縄水産。天理に0-1で惜敗した=1990年8月21日、甲子園球場

県内高校野球の監督・部長が選んだ県勢夏の名勝負

県勢で初めて決勝に進出した沖縄水産。天理に0-1で惜敗した=1990年8月21日、甲子園球場 県内高校野球の監督・部長が選んだ県勢夏の名勝負

 第72回大会決勝は四回、天理に犠飛で奪われた1点が決勝点となる激戦だった。沖水打線は相手を上回る8安打を放ち、何度も得点圏に走者を進めたが、あと1本が出なかった。0-1の九回2死二塁で9番横峯孝之内野手が放ったレフトライナーは、天理の小竹英己左翼手に好捕され試合終了。アンケートには「最後のレフトライナーに県民みんなが夢を見た」「一連の場面は今も鮮明に覚えている」など当時の興奮をつづる声が並んだ。

 2位は、県勢初の夏の甲子園優勝を果たし、深紅の大優勝旗がついに海を渡った2010年、第92回大会決勝の興南-東海大相模(神奈川)が選ばれた。松坂大輔が活躍した横浜(神奈川)以来、史上6校目の春夏連覇の偉業だ。

 興南は先発全員安打の猛攻で13-1と大勝。トルネード左腕のエース島袋洋奨投手を擁し、投打に圧倒した。我如古盛次主将がインタビューで発した「沖縄県民で勝ち取った優勝です」の言葉は記憶に新しい。

 3位に入ったのは1991年、第73回大会決勝の沖縄水産-大阪桐蔭。沖水の「2年連続準優勝」は多くの人の脳裏に強く印象付けられている。

 興南が初優勝した第92回大会の準決勝、5点差を中盤からの猛攻でひっくり返し、6-5で春夏連覇につないだ興南-報徳学園(兵庫)が4位に入った。5位には97年、延長十回にサヨナラ負けした第79回大会準決勝の浦添商業-智弁和歌山の息詰まる投手戦。

 その他、21世紀枠で出場した春の雪辱を果たした第83回大会1回戦(2001年)の宜野座-仙台育英(宮城)や、左利き捕手など個性派ぞろいで注目された第82回大会2回戦(00年)の那覇-中京商業(岐阜)、全国の離島で初めて自力での甲子園出場を決めた第88回大会1回戦(06年)の八重山商工-千葉経大付など全国でも話題を集めた名勝負が名を連ねた。

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