国立ハンセン病療養所菊池恵楓園(熊本県合志市)で、故郷に帰れないまま亡くなった入所者2人の絵画が今春、古里の鹿児島県・奄美大島の展覧会で披露される。「本人に代わり、せめて絵だけでも里帰りさせたい」と主催者。国のハンセン病隔離政策によってかなわなかった望郷の思いが絵筆に込められている。