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普天間飛行場の「延命措置」完了 米軍、固定翼機の飛行再開 来年2月の「運用停止」に逆行?

2018年1月5日 05:00

 米海兵隊普天間飛行場で4日、米空軍嘉手納基地所属のKC135空中給油機が旋回やタッチ・アンド・ゴーなど訓練する様子が確認された。宜野湾市に4件の苦情が寄せられた。普天間は昨年1月から滑走路補修工事のため、固定翼機の離着陸を停止していた。米海兵隊が先月27日に飛行再開を発表後、固定翼機の訓練は初めて。

米軍普天間飛行場で旋回を繰り返した嘉手納基地所属のKC135空中給油機=4日午前11時50分ごろ、宜野湾市(同市提供)

 普天間の「延命措置」が完了したことで、日本政府が沖縄県に約束した来年2月までの「運用停止」と逆行する形となった。大型輸送ヘリの窓や部品の落下、オスプレイの墜落や緊急着陸など事故が頻発し、不安が拭えない中で、普天間の固定化や、周辺の負担増につながる可能性がある。

 市によると1機のKC135が午前11時半~午後0時25分ごろまで、約4分間隔で旋回し、訓練を繰り返した。那覇市久茂地にいた本紙記者も、新都心方面から低空飛行で普天間に向かう同機を確認した。

 固定翼機の飛来は1年以上ぶりで、市嘉数の女性は「いつもとは違うものすごい大きな音がした」、別の女性は「家に音が響くし、揺れる」などと訴えた。

 改修工事前の普天間では、KC135、KC130などの空中給油機、C17グローブマスターやアントノフ、C5ギャラクシーといった大型輸送機、F15、FA18といった戦闘機が飛来している。市基地渉外課の担当者は「外来機の飛来禁止を求めおり、容認できない」と話した。

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