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南城市発展へ、私はこう取り組む 市長選告示まで1週間

2018年1月7日 13:05

 任期満了に伴う沖縄県南城市長選挙は14日の告示(21日投開票)まで7日で1週間と迫った。これまでに現職の古謝景春氏(62)=自民、公明推薦=と、元衆院議員で新人の瑞慶覧長敏氏(59)=社大、社民、共産推薦=が出馬を表明しており一騎打ちとなる公算。立候補予定者に市の課題や具体的な政策、有権者に訴えたいことなどを聞いた。(南部報道部・知念豊)

南城市長選に立候補を予定している(左から)古謝景春氏と瑞慶覧長敏氏

◆産業育成し税収増図る 古謝景春氏

 -出馬を決めた理由は。

 「12年前に旧4町村の基金が乏しい状態の中で合併した。合併後は行財政改革を進め、学校建設や道路などのインフラを整備した。12年間で市の基礎づくりはできた。新たなスタートで、日本一元気で魅力あるまちづくりの実現をしていく。総仕上げだ」

 -合併後12年の成果は。

 「合併協定45項目は全部達成した。約5億円の基金でスタートしたが、行財政改革を進めて新庁舎を造るまでに至った。高速ブロードバンド環境を整え、下水道も整備した。大里南小跡地に企業を誘致し、賃料は子育て支援や国際交流事業に充てている」

 -市が抱える課題とは。

 「財政規模も小さいのでさらに企業誘致をして税収を増やす必要がある。少子高齢化社会に備え、市と交流のあるフィリピンなど外国からの人材資源も受け入れる仕組み作りを考えないといけない。農業も若い方が生活できるよう支援に取り組む」

 -最も訴えたいことは。

 「若者が南城市に住みたいと思えるよう子育て支援を充実させたい。地域コミュニティーの活性化に向け、ムラヤー構想の取り組みを推進していく。農業や漁業などの第1次産業にも力を入れ、生産者の所得向上を図り、観光地への集客も図りたい」

◆子育て支援の充実必要 瑞慶覧長敏氏

 -出馬を決めた理由は。

 「市民の皆さんから公平・公正な行政にしてほしいとの強い要望を受け、市民の声を反映させた偏りのない行政を実現しようと決意した。定期的に地域懇談会を開き、若者や子育て世代の声を拾い上げていく。市民と一緒にまちづくりに取り組んでいきたい」

 -合併後12年の評価は。

 「評価すべき点は評価する。合併後ゼロからのスタートで独自の都市計画を進めた。アパートも建ち、人口も増え、多くの基金の積み上げにつながっている。一方、旧4町村間で基盤整備に偏りがあるとの声も非常に多く、そこは改める必要がある」

 -市が抱える課題とは。

 「南城市は近隣市町村に比べ、学習支援員が少ない。現場からも増員要請も出ている。子どもの医療費も6歳児までが無料。一方、南風原町は中学生までが無料。就学援助を受ける割合も低く、教育現場や保護者らの切実な声を政策に反映させたい」

 -最も訴えたいことは。

 「子どものまち宣言をし、南城市で子育てしてよかったと思える環境をつくりたい。第1次産業ではバイオメタンガス事業を展開し、農業、漁業、畜産農家の所得向上を目指す。事業も地元業者を優先発注し、市民と一緒になってまちづくりを推進したい」

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