沖縄空手

技の論理、丁寧に説明 伝統きちんと残したい【道場めぐり・32】

2018年1月9日 16:08

■沖縄空手道拳法会拳武館 久場良男・範士十段

 ゆっくり数を数えながら、門下生たちの一挙手一投足を見つめる。型を一つ打つごとに動きを止め、技の論理を丁寧に説明する。沖縄市中央、ゲート通り近くのビル最上階にあるプレハブの道場。窓からは米軍嘉手納飛行場の明かりも見える。

久場良男館長(前列中央)の指導の下、稽古する門下生たち=沖縄市中央(中島一人撮影)

 館長の久場良男範士十段(71)がこの場所で道場を開いて30年余りがたつ。18歳で空手の道に入り、剛柔流の渡口政吉氏の下で学んだ。伝統的な動きをきちんと残したい、門下生のレベルを上げたい-という思いから大会だけのための稽古は一切させない。基本と応用が中心だ。

 6歳から60代までの門下生が通う。県外・国外にも支部があり、多くの門下生がいる。久場館長が胸に刻んでいるのは「技術を教えるより、人としてどう生きるか道を教えろ」という政吉氏の言葉だ。指導の心を問うと「僕の後ろを見て歩いて来てくれとしか言えないよ」と穏やかに笑った。(フリーライター・たまきまさみ)

野球・ゴルフ・サッカー・バスケ・・・プロからアマまでスポーツ全記事、読み放題! >>「沖縄タイムス+プラス スポーツ」

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄空手のバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム

注目トピックス

沖縄タイムスのお得な情報をゲット!

友だち追加
LINE@

沖縄タイムスのおすすめ記事をお届け!

友だち追加
LINE NEWS