ゆっくり数を数えながら、門下生たちの一挙手一投足を見つめる。型を一つ打つごとに動きを止め、技の論理を丁寧に説明する。沖縄市中央、ゲート通り近くのビル最上階にあるプレハブの道場。窓からは米軍嘉手納飛行場の明かりも見える。 館長の久場良男範士十段(71)がこの場所で道場を開いて30年余りがたつ。