米軍普天間飛行場所属のUH1Yヘリが沖縄県うるま市与那城伊計の伊計島の海岸に不時着した問題で、米軍は8日午前、事故機を同飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリでつり上げ、市勝連のホワイトビーチへ移送した。

不時着した米軍UH1Yヘリをつり上げ移送するCH53ヘリ=8日午前10時16分、うるま市・伊計島(渡辺奈々撮影)

 強い風雨が吹き付ける中、午前8時ごろから兵士らが事故機にロープをくくりつけるなど輸送の準備を開始。CH53Eに事故機をつり下げる作業を完了させた午前10時16分、伊計島を離陸し約10キロ離れたホワイトビーチへ同10時28分に着陸した。

 伊計自治会の玉城正則会長は「早い段階で撤去されたとはいえ、飛行ルートが変わらない限り何度でも同じことが起こりうる。とても安心とは言えない」と再発に懸念を示した。同自治会は、飛行ルートの変更や島上空を飛ばないことなどを求める抗議行動に向け、準備を進めている。うるま市議会では9日、基地対策特別委員会を開き、抗議決議や意見書の提案について審議する。近く臨時議会を開き可決する見通し。