糸満市内の小学校で2015年、当時4年生の女児に対するいじめが発覚したのに、学校が適切な対応をとらなかったとして、女児の母が市を相手に500万円の損害賠償を求めた民事調停が10日、那覇簡裁であった。市の過失を訴える母親側と過失を否定する市側の主張が折り合わず、調停は不成立となった。