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「軍国主義が沖縄に影響」 ボルチモア大で海外米軍基地シンポ

2018年1月14日 12:08

 【平安名純代・米国特約記者】米首都ワシントン近郊メリーランド州のボルティモア大学で12日、海外米軍基地シンポジウムが開幕した。元陸軍大佐で元外交官のアン・ライト氏は基調講演で「沖縄では新基地建設に反対する人々の粘り強い闘いが今も続いている」と、沖縄の現状を紹介。抗議参加者らの逮捕が相次ぎ、沖縄平和運動センターの山城博治議長らが長期勾留されるなど「沖縄で人権が抑圧されている」と批判し、米軍基地のない沖縄の実現に向けた連携の強化を呼び掛けた。

海外米軍基地シンポジウム。沖縄の現状を伝える山城博治氏のビデオメッセージも紹介された=12日、米国・メリーランド州

 主催したのは、全米の16の平和活動団体と個人で構成する海外米軍基地反対連合で、初日は約200人が参加した。

 ライトさんの基調講演に続き、昨年12月に訪沖したベテランズ・フォー・ピースのタラク・カフさん(76)とウィル・グリフィンさん(33)が沖縄で撮影した山城氏のビデオメッセージを紹介。グリフィンさんは「米国の軍国主義は沖縄や世界の人々に大きな影響を与えている。世界を混乱させているのは米国防総省だ」と批判した。

 手作りの垂れ幕やチラシを携え、車で約6時間かけてニューヨークから参加した市民グループ「オキナワ・ピース・アピール」は、山城氏らの無実を訴えるキャンペーン「ジャスティス・フォー・ヒロジ」を展開した。

 グループ主宰の大山紀子さん=今帰仁村出身=と長島志津子さん=青森県出身、大竹秀子さん=福岡県出身=は「沖縄の米軍基地を維持するため、沖縄の人々の人権が侵害されている」と訴え、「裁判官に公正な裁判を求めるメッセージをはがきに託して」と協力を呼び掛けた。

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