「突きが遅い! 敵は数手先を行っているぞ!」。気温5度の道場に張りつめた緊張感が漂う。兵庫県生まれ、那覇市で育った宮城毅館長(71)=範士九段=は少年期に剛柔流、松林流を習った後、二十歳で渡ったアルゼンチンで小林流と出合い、南米や欧州で空手の普及に努めてきた。

稽古で汗を流す宮城毅館長(中央=赤帯)と門下生=東京都文京区(小笠原大介東京通信員撮影)
道訓は「無駄を排除し、理にかなった武力養う」 東京で普及務める【道場めぐり・33】
2018年1月17日 20:30有料
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