沖縄県が本部町の本部港に約400台収容できる立体駐車場の整備を進めていることが16日、分かった。2018年度に着工する予定。伊江島への定期船が乗り入れており、通院や、進学した子どもの世話などで沖縄本島に渡る伊江島の住民らが、自家用車の駐車スペースを確保できるようになるという。

本部港の立体駐車場の建設予定地

 屋上部分を含む3階建て。事業費は約12億円で、沖縄振興特別推進交付金(ソフト交付金)を充てる方針。利用料金は県と本部町、伊江村で協議して決める。運営は本部町に委託する方向で調整している。

 本部港本部地区に駐車場はあるものの、スペースが足らず、荷物置き場にも車両が止まっている。伊江島と本島で車を使い分ける住民が多く、車の台数は増加傾向にあることから、本部町や伊江村が駐車場を確保するよう県に要請していた。

 県は本年度中に実施設計を終える見込み。

 本部港は「国際旅客船拠点形成湾港」に指定されており、県港湾課は「将来、クルーズ船の影響で、400台で足りなくなれば、増築も検討する」と語った。(政経部・比嘉桃乃)