【審査員特別賞】
宮里豆腐ドーナツ店 豆腐ドーナツ

 

 審査員特別賞に選ばれた「豆腐ドーナツ」は、焼きドーナツと地豆腐専門店「宮里豆腐ドーナツ店」(沖縄市)の商品。豆腐作りの過程で出る豆乳、おからと国産小麦を生地に使い、揚げずに焼いたドーナツです。防腐剤・保存料・白糖・マーガリン不使用、卵も糸満市にある上原養鶏場の「はっこう卵」を使っているこだわりのスイーツ。プレーン、チョコチップ、くるみ黒糖、ココナツ、黒ゴマ味を販売しています。

 代表の宮里学さんは「子供が口にするおやつは安心できるものを作りたい」と開発に着手。豆乳の甘み、おからのしっとり感を生かした商品が誕生しました。

 審査では「健康的でそのまま朝食代わりになる」「豆腐スイーツの中でも群を抜いてクオリティーが高い」と評価されました。

 ★宮里豆腐ドーナツ店 沖縄市高原4-11-3 電話098(930)3160

ジーエルイー サンゴに優しい日焼け止め

 

 審査員特別賞に選ばれた「サンゴに優しい日焼け止め」は、サンゴに有害な成分を含まない、自然由来の成分を配合した日焼け止めクリーム。

 開発したのはスキンケア商品の企画販売を行うジーエルイー(那覇市)です。代表の呉屋由希乃さんによると、一般的な日焼け止めには水質汚染、サンゴの白化現象の一因とされているオキシベンゾンなどの成分が含まれており、マリンレジャーで使用禁止にしている国もあるそうです。呉屋さんは「沖縄のサンゴは宝物。沖縄の海は世界につながっており、サンゴを守る意識をビーチから発信したい」と商品を開発。使い切りのアルミ製パック(15グラム)にしました。

 審査では「問題提起に説得力がある」「ビーチでキャンペーンすると効果が出る」との意見も出ました。

 ★ジーエルイー 那覇市松尾1-21-61-202 電話050(5241)9799

【敢闘賞】
和(かず)びんがた工房&相互シール 琉球びんがたの想い~命どぅ宝、子は宝

 

 敢闘賞を受賞したのは紅型模様を施したシールと折り紙シリーズ「琉球びんがたの想い~命どぅ宝、子は宝」。

 開発したのは「和(かず)びんがた工房」(那覇市)と「相互シール」(糸満市)です。両者は今回のプロジェクトをきっかけにタッグを組み、新しい紅型の楽しみ方を提案しました。

 紅型のデザインは同工房主宰の瑞慶山和子さん、印刷を相互シール(担当・池原研一さん)が行いました。審査では「伝統工芸を後世に残す新しいスタイル」と評価されました。

 ★和びんがた工房 那覇市前島2-22-24  電話098(862)1739★相互シール 糸満市西川町21-2川尻マンション1F 電話098(994)3922

北山商店 琉球魚そば

 

 敢闘賞を受賞した「琉球魚そば」は、今帰仁城跡そばにある「北山商店」の商品。小麦粉を使わず、シイラ、エソなどの魚肉を麺状にした“異色のそば”で、だし汁も入ったレトルトパックになっています。

 開発したのは同店営業担当の上間琢巳さん。3年前、働いていた宮崎の包装関連会社をやめ、父親が経営する同商店へ就職したのを機に、新商品開発に着手。「県民に親しまれている『そば』で、何か新しい食材を使いたい」と魚のすり身に着目し、「のびない麺」として売り出しました。審査では「全くの新ジャンル」「麺自体がダシそのもの」と評価されました。

 ★北山商店 今帰仁村字今泊170 電話0980(56)5420