名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らの姿を追った映画「辺野古ゲート前の人びと」(藤本幸久、影山あさ子共同監督)が27日から桜坂劇場で上映される。

「ゲート前に集まる人々の思いを肌で感じてほしい」と話す藤本幸久(右)と影山あさ子両監督=那覇市・桜坂劇場

 映画は名護市辺野古の新基地建設を巡る違法確認訴訟の最高裁判決で県が敗訴、その後翁長雄志知事が自身の承認取り消し処分を取り消した2016年12月から翌17年9月までの期間に撮影され、米軍キャンプ・シュワブゲート前に座りこむ市民や、埋め立て工事が再開された同沿岸部の現場の様子をとらえている。

 ゲート前に訪れる市民らの生の声を集めた。これまでも「This is a オスプレイ」などのドキュメンタリー作品を撮影した藤本監督は「早朝から毎日やって来る県民の人生経験、座り続ける思いを時間をかけてまとめたかった」と話す。

 影山共同監督は「ゲート前にいる人々が、戦中戦後を生き抜いた沖縄県民そのものだ。今起こっていることを多くの人に知ってほしい」と観賞を呼び掛けた。

 上映は2月23日まで(2月10、11日は上映なし)。問い合わせは桜坂劇場、電話098(860)9555。